糖質制限ダイエットブログ 基礎知識編③|富田林市でダイエットにお悩みならおがた鍼灸整骨院へお任せください。
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ブログ
2017.10.16
糖質は効率の悪いエネルギー
みなさん今回もブログを見て下さり本当にありがとうございます。
今回のテーマは「糖質は効率の悪いエネルギー」という事を述べていきたいと思います。
みなさん、中学校で習った生理学を思い出してください。
みなさんの身体は約60兆個の細胞からできており、その細胞を働かせるのがミトコンドリア。
そのミトコンドリアを動かすエネルギーがATP(アデノシン3リン酸)です。
そしてATPを作るのに我々は、食事などから栄養を摂取しているわけです。
では、ATPを産生するメカニズムを説明しましょう。
まずは、エネルギーを産生する2つの方法があります。
それが、「嫌気的代謝」と「好気的代謝」です。
簡単に言うと、酸素を使うか使わないかという事です。
嫌気的代謝
嫌気的代謝とは「解糖系」と呼ばれるエネルギー産生方法です。
細胞(ミトコンドリア)外で酸素を使わずにエネルギーを産生する方法で、
糖質を基に2ATPと2つのピルビン酸が生成されます。
このピルビン酸は、ビタミンB群の働きによって細胞内に入り
「アセチルcoA」という物質に変化します。
また、ビタミンB群が無ければ「乳酸」として体内に蓄積されます。
好気的代謝
嫌気的代謝で産生されたアセチルCoAは、細胞内に入りビタミンやミネラルを使って
「TCA(クエン酸)回路」と呼ばれる経路を使ってエネルギーを産生します。
さらにビタミン、ミネラルを使って「電子伝達系(呼吸鎖)」によってもエネルギーを
産生します。
TCA回路2ATP+電子伝達系34ATP=36ATP
1つのブドウ糖から36ATPが産生されることになります。
ここまで述べたように、1つのブドウ糖から嫌気的代謝・好気的代謝を合わせて
38ATPが産生されることになります。(ビタミン・ミネラルが充分な場合)
※厳密にいうと32ATPなのだが、ここでは省略させていただきます。
ここまでは、糖質がエネルギーになる過程を簡単に解説しました。
何が言いたいかというと、「糖質」はすぐにエネルギー源に変わるから常に補給しておかない
といけないという誤った認識があります。
特にスポーツをする直前は「糖質を」とってエネルギー補給だ!と言っている人が多いです。
でも考えて下さい。たかだか36ATPですよ?しかも、直後の嫌気的代謝だと2ATPしか
エネルギー代謝できないのです。
(好気的代謝は有酸素なのでエネルギーとして使われるのに時間がかかる。)
しかも、次回解説しますが、糖代謝よりも優れたエネルギー代謝があるのです。
それが・・・ 脂質代謝‼
日本のスポーツ選手ももう少し身体のことを勉強し、効率よくエネルギーを発揮する身体を
目指したら、もっと良いパフォーマンスが出せるのにね‼
少し脱線しましたが、糖代謝はご理解いただけたでしょうか?
次回は「脂質代謝」について解説しますので、こうご期待‼
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